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【感想】ミュージカル苦手でも、アラジンの実写版が素晴らしいことはわかった

私はミュージカルが苦手です。

某有名司会者が某長寿お昼バラエティで

「芝居の途中で、どうして突然歌い出すのかがわからない」と言っていましたが

私もそう思う1人でした。

正直、LA LA LANDは寝落ちしました。

そうなんですけども……アラジンの実写版は違いました。

こんなミュージカル嫌いにも響いたので、紹介します。

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あらすじ

見たことがない人のために、簡単にあらすじから。

砂漠の都アグラバーの下町に住むアラジンは、

市場で盗みを繰り返す日々を送りながらもまっすぐな心を持っていた。

一方、王女のジャスミンは自立した心と強い好奇心から、

王宮の中での暮らしを窮屈に思い、自由な生活に憧れていた。

この正反対の2人が、運命的に出会うところから物語は始まる。

 

キャスト

吹き替え版で見たので、声優さんは日本人の方々でした。

アラジン(演:メナ・マスード )

メナ・マスードは、ほぼ無名のエジプト生まれのカナダ育ちの俳優で

今回、アラジンに大抜擢された方です。

目つきがとってもアラジンに似ていて、

まさにアニメからそのまま出てきたような方でした。

声:中村 倫也

2019年1月の「初めて恋をした日に読む話」にどっぷりはまっていた私にとって

このキャスティングはご褒美でした。

歌のイメージは全然なかったんですけど、

少し不良なアラジンの感じが再現されていて、キュンとしました。

その声で、「〜ごらん」って……ずるいです。

素晴らしいイケボ、ありがとうございました。

ジャスミン(演:ナオミ・スコット)

エキゾチックで可愛かったです。

イギリス生まれで、インド人の母を持つ女性のようです。

アクションシーンも迫力ありました!

声:木下 晴香

ミュージカル俳優の木下晴香さん。

「ホールニューワールド」のソロパートの声が美しかったです。

ランプの魔人ジーニー(演:ウィル・スミス )

ジーニーってどうやったら、実写版にできるの?と全く想像ができないと

思われている方も多いはず。

ご安心ください。ただの青いウィル・スミスでした。

本当にウィル・スミス感が漂っているのに、ちゃんとジーニーっていう。

不思議な感じでしたが、しっくりきていました。

声:山寺 宏一

アニメ版ジーニーの吹き替えをしていた山寺さんですので、

実写版のウィル・スミスのジーニーとも息がぴったりだな〜と思って

鑑賞していたのですが、調べてみたら、

ウィル・スミスの吹き替え声優もされていました。

何が何だかわからないですが、さすが!でした。

ジャファー(演:マーワン・ケンザリ)

オランダ生まれの36歳、183cmの長身。

かっこよかったです。

アニメのジャファーよりも全然若くないですか?

これも観たあとに調べたんですけど、

年上の男性があまりにも若すぎる女性と結婚というのは、

現代の価値観に合わないということで

アニメよりも年齢を若くして

ジャスミンを狙っていても違和感のないように作られていたみたいです。

 

だから若い俳優さんが起用されたんですね。

声:北村 一輝

これまたイケボでした。

かっこよかった〜悪い感じがすごいよかったです。

アニメと何が違うの?

冒頭のストーリーは若干違いますが、

アニメ版を忠実に再現して、実写化されているなぁという感じでした。

ただ、やっぱり実写なので、少しアレンジが加えられていたりはしました。

ガイ・リッチーならではのアクションシーンが迫力満点でしたし、

アグラバーも忠実に再現されていました。

 

どうしてミュージカル苦手でも面白?

やっぱりジーニーの力でしょうか……

コメディとラブストーリーのバランスがすごくよかったです。

ウィル・スミスがアニメ版のジーニーを研究して

演じているのがひしひしと伝わってきました。

コメディシーンは1人ニヤニヤし通しで、幸せな気分になりました。

山寺さんの力でもあると思いますが、

観終わった後の、満足感が強かったです。

仕事終わりなのに眠くならなかったのがなによりもその証拠かと。

アニメも観たくなる!

実写を観たあとは、アニメ版が観たくなるんですよね。

と思ったら、明日の金曜ロードSHOWでアニメ版が放映される!

しかも、アマゾンプライムでも無料で視聴できる〜!

 

これは見るしかない!

あとは、字幕版も観たいです!