仕事をする上で、効率性ってとても大切です。
ある会議中に、上司にふと言われたことがあります。
「君は、ブラインドタッチができないんだね」と言われ、私はブラウザで検索をしたりするデモのようなことをしていたのですが、手元を見ながら文字入力をして説明をしていたんですね。
その様子が上司には、動作が遅く頼りないように見えたんだと思います。
これは悔しかったです。
なので、早速ブラインドタッチを猛練習しました。
ブラインドタッチってなに?
そもそもブラインドタッチとは、パソコン作業をするときに、キーボードを見ないで文字入力や操作をすることを言います。
最近では、タッチタイピングとも言います。
ブラインドタッチは和製英語で、海外だと伝わないこともあってタッチタイピングという言葉を使う風潮もあるみたいです。
私は、ブラインドタッチの方がなじみはありますね。
ブラインドタッチのメリット
どうしてブラインドタッチが必要なのでしょうか?
1)周りからの好印象が得られる
単純にキーボードを見ないで高速にタイピングしている人ってかっこいいと思いませんか?
かっこいいは少し単純すぎるかもしれないですが、仕事をしていて、素早く間違いなくパソコン操作をしている人は、できない人よりも頼りがいがあると思います。
そういうところで一種のハロー効果の要因になるかもしれません。
私の感想ですが、ブラインドタッチができるようになって、仕事中にもたついてイライラされることは減ったと思います。
2)作業効率が上がる
ブラインドタッチができるようになると、作業効率が上がります。
文字だけでなく数字も打てるようになると、格段に作業が楽になります。
入力が早くなることで作業効率が上がる
150文字の文章を、キーボードを見ながら文字入力をした時と、ブラインドタッチで文字入力した時の文字入力の所用時間を比較すると、2分の差がありました。
小さな差に見えますが、日々積み重ねていくとすると、とても大きな差になっていきますね。
ディスプレイから目をそらさないことによって作業効率が上がる
文字入力をするたびに、キーボードに視線を落として、入力する時には、カーソルを探して、という動作は、思っているよりも重労働です。
ディスプレイから目を話さずに作業した場合と比べると、圧倒的に無駄な動作がなくなります。
3)疲れにくくなる
パソコン作業は常にディスプレイを見ている必要がありますが、文字を打つたびに、キーボードを見ていると、その分、首や肩に負担がかかり、疲れやすくなるんです。
ただ、ずっと同じ姿勢で作業するというのは、体に負担がかかるので、1時間に1回はストレッチをするようにしましょう。
ブラインドタッチの練習方法
基本はホームポジション
ブラインドタッチの基本はホームポジションです。
左手人差し指を「F」、右手人差し指を「J」に置きます。
さらに両方の親指は「スペースキー」に置きます。
このポジションを安定させることによって、他の文字のボタンの位置を把握していくことができるようになります。
どんなキーボードだとしても、目印になる突起がついていますので、作業をする時は、キーボードを見なくても、その突起を基準にホームポジションに両手を置くようにしましょう。
習得のポイントは毎日5分の練習をする
ブラインドタッチは、体で覚えるものなので毎日の練習が必要です。
キーボードを絶対に見ることなくする練習を、毎日5分でいいのでやってみてください。
昨日より今日、今日より明日と、ミスタイプが減っていくのが体感できます。
練習におすすめのサイト
一昔前は、ソフトを購入したりしないとできなかったタイピング練習ですが
最近では、ブラウザ上でタイピング練習ができるサイトがたくさんあります。
e-typing
作りがシンプルで、ゲーム要素は低めです。
お試しなら登録不要ですが、アカウント登録するとメニューが増えるので、まずはアカウント登録をおすすめします。
ブラインドタッチが全くできないという人でも、ボタンごとの基礎練習があるので、基礎からじっくり練習したい人におすすめです。
自分の成長をグラフで見たりすることができるので、日々練習するのにはとてもいいと思います。
寿司打
回転寿司の上にお題が書かれていて、お寿司が流れる前にタイピングをしていくゲーム形式になっています。
ゲーム性があるので、楽しく練習できます。
ただ、ゲーム性が高いので、早く打てればいいと思って、変な癖がついてしまいます。
ホームポジションを覚えてからの挑戦をおすすめします。
慣れてきたら相性のいいキーボードを見つけよう
ブラインドタッチができるようになったら、自分のキータッチに合ったキーボードを見つけてください。
私は以下の記事にもまとめている通り、Magickeyboardを使っています。
キータッチの浅さと見た目の良さがかっこいいです。
他にも、HHK(HappyHackingKeyboard)と呼ばれるタイピングが心地いいキーボードがあります。これを持っているだけでガジェット通にも認められる代物です。
キータッチが心地いいのは「静電容量無接点方式」というのがミソで、独特のスコスコ感がたまらないです。
ぜひ体感してみてください。
キーに刻印のない無刻印版もありますよ。←これは上級者向けなので注意です。
最後に
「ブラインドタッチができる=仕事ができる、いいことがある」と必ず言えるわけではないのですが、その助けになると私は思います。
まず、自分の自信につながります。
とにかくできたらかっこいい、それだけのモチベーションが大切です。
私はおおよそ3ヶ月でブラインドタッチを習得しました。
興味がある方はぜひ練習してみて下さい。